改まった席でよく聞くのが「〜させていただきます」。
たとえば何かのイベントで「司会を務めさせていただきます」、
プレゼンテーションでは「紹介させていただきます」などと使いますね。
確かに丁寧な言葉遣いには間違いないのですが、「させていただく」の意味をご存知ですか?
本来、「〜させていただきます」は、自分が何かをするとき、相手に同意や許しなどを得る場合に使う表現です。
これに照らし合わせれば、上に挙げた2つの例はちょっと気になりますね。
司会はもう決まっているのだから同意を求める必要はありません。
プレゼンテーションで何かを紹介するのも当たり前ですから、許可をもらう必要もないはずです。
だから「司会を務めます」「紹介いたします」で十分丁寧だと言えます。
1回ならまだしも、「〜させていただきます」を連発しすぎると、
本当に同意を求める場合に、その意味合いが薄れてしまうこともあるので、注意が必要ですね。